採用成功の為に、「最初に」すべきこと

こんにちは、カクナルです。
今回は、私達へのご支援依頼が多い内容の中から、中途採用についてお話させていただきます。

すでに多くの企業様がご存知の通り、現在の採用市場は非常に厳しいものがあります。

マイナビ転職(エリア別求人倍率2019年9月版)より
マイナビ転職(労働市場レポート 2019年9月版)より

有効求人倍率は昨年よりやや減少傾向にありますが、全てのエリアで1.0以上の倍率となっており厳しい環境は続いております。この採用難を解決すべく、世の中では、日々様々な採用手法や効率化手法が登場しています。

・採用メディア
・人材紹介
・ダイレクトリクルーティング
・リファラル採用
・自社の採用サイト
・Wantedly等、今までとは異なるコンセプトの新しいメディア
・SNS
・採用活動のアウトソーシング
・採用管理ツール

どれも大事な手法ですが、選択を誤ると、採用効果は上がらずに工数ばかり増加するものもあります。

私達がご支援させていただく企業の中で、様々な採用手法を取り入れても成果が出ていないケースは、採用ターゲットに合わせた手法の選択が適切ではないことが多く見られます。

例えば、採用メディアと人材紹介では母集団の質が異なりますし、WantedlyやSNSの採用では、採用管理ツールで効率的な連絡の取り合いができません。そのため、宝の持ち腐れにならないよう、採用ターゲットに合わせた手法の選択が必須となります。

採用ターゲットは、事業フェーズによって異なります。

◎=必須、◯=歓迎、△=あれば尚良し、☓=無くても良し

事業の中で、どんな役割を全うしてほしいのか、組織の中でどんなキャリアアップをしてほしいのか、会社の価値観との親和性は高いのか、によって採用ターゲットは異なります。経験や能力が申し分なく活躍できそう!と判断し採用した結果、価値観との乖離が大きくて組織にマッチしなかったり、事業部で求められる経験やスキルが異なり、力が出せないことが多く見受けられます。

様々な採用手法や効率化手法を選択する前に、まずは採用ターゲットを「明確に」する。ここからスタートすることが大切です。

決定するプロセスにおいて、経営陣や事業責任者、事業部のメンバー等、様々な人物が登場します。決定プロセスへの参加人数が増加すれば、1つにまとめることの難度が上昇します。

様々な企業でのご支援実績がある私達がファシリテートをすることで、第三者の視点が加わり、採用ターゲットを明確にすることが可能です。採用で課題がある企業の皆様、是非お声掛けください。

お問い合わせ先は、こちら となります。

次回は、明確になった採用ターゲットに合わせた採用手法や効率化手法の選択についてお話させていただく予定です。

 

カクナルの強み。  最後は「ワンストップ」視点の特別なプログラムについて。

前々回前回に引き続き、みなさまにカクナルの特徴を知っていただきたく、3つの強みの中から最後に、一気通貫の「ワンストップ」サービスについてお話しさせていただきます。

当社のコンサルティング領域は多岐にわたります。組織や人事課題は、同時に複数発生することが多く、経営陣の方々から様々なご相談をいただきます。

組織や人事課題は複層的に絡み合っている事が多い

課題毎に解決手法を考えて取り組まなければなりませんが、組織や人事課題は絡み合っていることが多く、個々に取り組むと解決率が下がることが往々にしてあります。

例えば、採用、育成、人事制度、エンゲージメント、定着を採用育成評価エンゲージメント定着という流れで考えることができ、

採用と定着

求める人物像に合わせた手法で採用し、その個性に合わせたフォロー(制度やマネジメント等)を実行することで定着率が向上します。

育成と人事制度

組織の文化や職種階層、スキルレベルに合わせた育成プログラムを導入し、目標や進捗と育成状況を照らし合わせつつ、人事制度を行うことで評価の運用精度が向上します。

エンゲージメントと定着

社内制度や育成プログラム、人事制度等の納得度が積み重なって、満足度の向上に繋がり、定着率の向上や売上利益の向上に貢献します。

このように全ては繋がり、「点」ではなく、「線」で考察した方が解決への近道となります。

当社は、経営陣へのヒアリング対象者へのインタビューサーベイを通して課題を可視化し、個々の課題を「線」で考察し、独自のフレームワークを通して企業に寄り添った適切な解決手法をご提案しております。

アウトプット例

評価制度の書類と特徴
役職別の年収特徴
職位別の研修プログラム
サーベイを用いた可視化

<様々な実績を元にしたサービス。こちらをご覧ください>
https://caqnal.com/service/

カクナルは、皆様の価値向上とその想いを持つメンバーの集合体です。戦略や人事の改善を、「高速に進めたい」という意向がございましたら、是非、お声掛けください。

問い合わせ先はこちらです。お気軽にご相談下さい。
https://caqnal.com/contact/

次のBlogは、3つ強みを元にした「事例」についてお話しをさせていただく予定です。

カクナルの強み。  2つ目は「ユニーク」な視点の特別なプログラムについて。

前回に引き続き、みなさまにカクナルの特徴を知っていただきたく、3つの強みの中から今回は「ユニーク」な視点の特別なプログラムについてお話しさせていただきます。

経営者の方々からよくご相談をいただく内容として、

上図のような、多様な課題についてご相談をいただきます。

経験豊富なパートナーが在籍

それに対して、広範囲のご相談を受けられるのは、様々なバックグランドを持つパートナーが複数在籍してるからです。例えば、

・企業規模

東証一部上場企業〜スタートアップベンチャー

・業界

人材、IT、広告代理店、証券、不動産、飲食、アパレル、ブライダル、ファンド

・コンサルティング領域

組織戦略構築、管理職教育、新人教育、採用、労務、人事評価、就業規則と社内ルール整備、IPOの人事労務整備、M&AおよびPMI、コーポレートブランディング、店舗運営支援

事前リサーチでオリジナルプログラムを提案

当社は解決方法をご提案する前に、経営陣や従業員へのヒアリングサーベイを実施して、企業の規模や業界、領域に合わせた特別なプログラムを提案しております。例えば、

・組織の規模

1000名以上の大企業様から数10名程度の地方・中小企業様まで

人数規模によって、組織課題は異なります。例えば、50名は法令労務課題へのたいおう、100名はMVVの策定と啓蒙、200名は一体感の限界、500名は挑戦の鈍化、1000名は支店(部門)単位のマネジメント課題の増加等。カクナルでは企業人数規模に合わせた様々な支援をさせていただいております。

・社風および企業文化の醸成

様々な商域・規模・組織を構成する人物像

商域・規模・組織、またそのステージによって求められる人材スキルは異なります。例えば、論理性や背景を重視して行動する人、スピードと量を重視する人、周囲のアドバイスに耳を傾けながら柔軟な行動をする人。その他にも様々な従業員が在籍されていると思いますが、ヒアリングESサーベイで傾向を分析しレビューを実施しております。

・課題のフェーズ分け

採用・育成・評価・労務・組織戦略設計等のそれぞれの課題に合わせたもの

人事業務はスペシャリスト職に近いものがあり、会社毎で運用フローが異なります。現状を把握するために企業毎の運用フローを把握した上で、そのフローに合わせたプログラムを作成しております。

上のような課題に合わせて適切なヒアリング・分析を実施した上で、課題を可視化し、様々な納品実績から裏付けされた支援の提案が出来るのが当社の強みです。

<きめ細かいヒアリングを元にした様々なサービス。こちらをご覧ください>
https://caqnal.com/service/

カクナルは、皆様の価値向上とその想いを持つメンバーの集合体です。戦略や人事の改善を、「高速に進めたい」という意向がございましたら、是非、お声掛けください。

問い合わせ先はこちらです。お気軽にご相談下さい。
https://caqnal.com/contact/

次のBlogは、3つ目の強みである「ワンストップ」についてお話しをさせていただく予定です。


カクナルの強み。  1つ目は「丸投げOK」なプロジェクト推進力について。

はじめまして、カクナルと申します。
私達は2018年1月に誕生した、課題解決のコンサルティンググループです。

様々な企業で就業やコンサルティング経験がある「パートナー」が集結し、組織や人事の様々な課題解決で大手企業を中心にご利用いただいております。
当社の強みは「3つ」あります。

カクナルの3つの強み

みなさまにカクナルの特徴を知っていただきたく、3つの強みの中から

「丸投げOK」なカクナルならではのプロジェクト推進

についてお話ししたいと思います。

様々な経営者の方から、以下のようなお話しをお聞きします。

  • 戦略や人事面に課題を感じているが、具体的に課題の分析ができていない。
  • 課題は明確なのだが、改善のスピードがおそい。
  • とにかく、社内がどうなっているのか現状を把握したい。
  • 改善はしたいが、プロジェクトを手掛ける時間も人材もいない。
  • 事業の悩みを相談できる人材が社内にいない。

このようなお客様のお悩みを解決するために、徹底的に現状の調査をおこない、問題点を抽出し、すばやく課題を絞り込むといった、お客様に寄り添った丁寧な要件定義が弊社の特徴でございます。

では、具体的に、プロジェクトの第1フェーズ「経営戦略視点からの解決手法立案」についてご説明してまいります。

第1フェーズ「課題認識と解決手段のご提案」

まず最初に、経営陣のみなさまに、会社のコンセプトや基本方針、そして、現在の経営戦略とそれに基づいた社内の組織会社のルール(制度)についてお聞きいたします。

  1. 価値観について(ミッション、ビジョン、バリュー)

    会社はどんな目的で存在し、世の中にどんな価値を提供しているのか。そして、従業員には、どんな経験を提供し、ロイヤリティを高めているのかなど、「ミッション・ビジョン・バリュー(M.V.V.)」を中心にヒアリングをさせていただきます。

  2. ポリシーについて(経営の基本方針、行動指針)

    M.V.V.を実現するために、根幹となる事業のドメインや具体的な行動指針(ガイドライン)についてヒアリングをさせていただきます。

  3. 経営戦略について

    事業ドメインを実現するためのビジネスモデルヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源をどのように配分されているのかについてヒアリングさせていただきます。
    そして、これらを踏まえて、さらに、現在の組織体制と社内のルール(制度)についてヒアリングさせていただきます。

  4. 組織体制について

    直近1年の組織づくりについてお聞きします。価値観ポリシー経営戦略を実行するうえでの組織上の問題点を想定しながら、「あるべき組織像」を定義して、課題解決にむけたゴール設定をいたします。

  5. 制度(会社のルールづくり)について

    明文化されていないものも含めて、会社のルールの種類と数、そして、その運用状況をお聞きして、ゴール達成のためにハードルとなりそうな現在の制度や組織風土を想定いたします。

これら5つの視点からお客様の経営環境の全体像を整理いたします。経営陣ヒアリングを通じて整理したレポートを経営陣にレビューしていただいた後、社内の実態との乖離(ギャップ)を把握するために、対象とする従業員を選定して、アンケートやインタビューを実施いたします。

次の工程、「1-4.対象者アンケート」や「1-5.対象者インタビュー」では、就業環境制度の運用、業務の流れについての実態調査をおこなってまいります。
おもな調査ポイントは以下の3点です。

  • 定性面の可視化

    業務マネジメント、就業環境などへ対する満足度調査、そして、価値観や基本方針、経営戦略についての理解度や浸透度を可視化し、実態を把握いたします。

  • 業務の全体的な流れ(ワークフローと業務量の可視化)

    顧客管理の特徴や商品の提供方法など、業務遂行に必要な情報や時間管理の仕方について、重複や手戻りなど歩留まり悪化の要因に着目しながら、ヒアリングをいたします。

  • 業務プロセス(担当している業務の経営戦略に対する貢献度)

    自分が担当している業務が経営戦略に対して、どのように貢献をしているのか、また、どのような付加価値を生み出しているのか、という視点から貢献度についてヒアリングをいたします。。

ここまでのすべての情報を統合して、経営課題を特定したうえで、お客様のM.V.V.経営戦略社風(文化)に合わせたオリジナルプランを設計することで、課題解決の成功率を高めています。

カクナルは、皆様の価値向上とその想いを持つメンバーの集合体です。戦略や人事の改善を、「高速に進めたい」という意向がございましたら、是非、お声掛けください。

問い合わせ先はこちらです。お気軽にご相談下さい。
https://caqnal.com/contact/

次のBlogは、2つ目の強みである「ユニーク」についてお話しをさせていただく予定です。